カニクレーンとスパイダーリフトの特徴Basic_knowledge

カニクレーンとスパイダーリフトの特徴

カニクレーン
スパイダーリフト

スパイダーリフトと呼ばれる「BLUELIFT(ブルーリフト)」は、よくカニクレーンと間違えられたり、似ているね、という印象を持たれることがあります。 ここでは、それぞれの特徴をお伝えすることで、ユーザーさんの高所作業機器の判断をお手伝いできればと考えております。

カニクレーンとは

重機メーカー、前田製作所さんが「かにクレーン」と商標登録をされていて、こどものおもちゃであるミニカーで目にされた人も多いのではないでしょうか?
その名の通り、形状が「カニ」の脚をイメージさせる『荷物、資材を高いところに揚げる特殊なクレーン』機械です。
施設内の天井に固定されたクレーン設備とは違い、「移動式」であるため、さまざまな現場に持ち込まれて活躍しております。

スパイダーリフトとは

一方で、その名の通り、形状が「スパイダー(蜘蛛)」の脚をイメージさせる『作業床上の人および荷物を高いところに上昇させる』機械です。
カニクレーンと同様、「移動式」であり、高所作業が必要な現場まで機械が自力で走行(移動)し、目的(高い所に人を上昇させ、作業を行う)を果たすための機械になります。
建築現場や工場などで活躍するのはもちろんですが、その特徴(性能)から「特殊伐採を行う現場」や「橋梁点検を行い現場」、「床面への負担が懸念される体育館のような現場」で高所作業が必要な場合に活躍をしております。
最近では都内の超大型再開発ビルのメンテナンス用機械として導入をされました。

カニクレーンとスパイダーリフトの違い

「見た目」の話ならば、カニリフトでもスパイダークレーンでも良いわけですが、重要なのは、そこではありません。
一番の違い(特徴)は、カニクレーンは、荷物、資材、機械など「物を高い所まで揚げることを目的としている機械」であるのに対し、スパイダーリフトは、「人を目的の高さまで作業床で上昇させて作業をさせる機械」であるということになります。物を揚げてやる機械を「楊重機械」と呼び、そのひとつが「カニクレーン」であるのに対し、人を上昇させ、目的の作業をおこなう機械は「高所作業車」と呼ばれ、「スパイダーリフト(BLUELIFT)」もそのひとつとされるということです。

下記に具体的な違いを記載いたします。

運転資格に関して

荷物を揚げる(楊重機械)カニクレーンと人を上昇させる(高所作業車)スパイダーリフトの違いを説明してまいりましたが、ここからは、それぞれの機械を操作(運転)するために必要な資格に関して少し解説をし、より詳しい違いを説明したいと思います。

高所作業車(スパイダーリフト)の操作(運転)に必要な資格には以下の2種類があります。
① 床高10m未満の高所作業車運転に関する特別教育講習の修了
 【BLUELIFT SA11はこちらに該当します】
② 床高10m以上の高所作業車運転に関する技能講習の修了
 【BLUELIFT C13・SA16・SA18HB・SA22・SA26・SA31・ST31該当】
*労働安全衛生規則第36条に定められております。

楊重機械(カニクレーン)の操作(運転)に必要な資格には、以下のものがあります。
(最大吊上1t以上~5t未満)
① 小型移動式クレーンの運転技能講習修了と玉掛技能講習の修了

積載(楊重)荷重に関して

両機種に必要な操作資格に関する説明でも触れていますが、カニクレーンは物を揚げることを目的としているため「重量物を揚げられる」ように設計、製作をされています。(5t未満の物を楊重可能な設計、製作をされている)
一方で、スパイダーリフト(高所作業車)であるBLUELIFTは、人と多少の荷物を上昇させるだけなので、積載荷重は、80Kg~400Kg(機種、作業範囲により積載荷重が変化します)になっています。

走行性能に関して

両機種ともに走行機能(移動性)として、『クローラ(履帯)』様式を採用しています。
一般的にクローラ(履帯)の走行に関する特徴は、不整地や軟弱地の移動に強みを発揮し、かつピボットターン(その場旋回)が出来ることでホイール式高所作業車などよりも「小回りが利く」という点にあります。

スパイダークレーンが使用される例

弊社エイハン・ジャパンでは、BLUELIFT(ブルーリフト)と呼ばれるスパイダークレーンを販売・レンタルしております。
使用された例をご紹介いたします。

特殊伐採業務

動力をエンジン/バッテリーに切り替える事ができるため、排気ガスを気にする管理公園内、住宅街でも業務の対応が可能です。トラック車輌の搬入、設置を出来ない現場でもスペースを気にすることなく搬入・設置が可能です。樹木の健康状態によりロープワークも困難な業務でも、安定した現場の確保ができるため、業務上の問題を解決します。

特殊伐採業務

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橋梁点検業務

重量が軽く床荷重が小さいので、トラック車輌の搬入・設置が出来ない現場においても、難なく移動・設置が可能です。可変型アウトリガーによる安定した荷重分散を実現しており、従来、ロープワークや足場を組んで対応していた業務にも、安定した作業現場を維持できた状況で対応する事が可能です。

橋梁点検業務

空港ターミナルビル・大型イベント会場点検

床面への負担が心配で足場を組んでいた現場では、床面自体にダメージを残す事がありません。搬入導線の制限から大型機械の搬入、設置が困難であった現場でもスペースを気にせず搬入が可能です。騒音、排気ガスの問題で導入を見送っていた現場でも効力を発揮いたします。

空港ターミナルビル・大型イベント会場点検

スパイダーリフトの使用を検討されている方はエイハンジャパンまで

エイハンジャパンでは、お客様の利用状況、環境によって最適な機材をご提案します。 新規のご購入からレンタル業者のご紹介まで行いますので、まずは弊社までお問い合わせください。

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